こどもBOSAIカフェ
こどもBOSAIカフェは、避難生活に役立つ知識を子供たちと一緒に身につけるためのプログラムです。
避難生活で活躍するのが“非常食”や“保存食”。この生き延びるために必要な食材に、新しく“タネ”を加えたのが「BOSAI食」です。“タネ”とは野菜の種のこと。植物の生長が生きる喜びにつながり、新鮮な野菜を加えることで、おいしい料理に変わります。
空腹だけでなく、心も体も元気にするBOSAI食を考え、最終日にはカフェを開いて来場者に学びを伝えます。学びを人に伝えることで、災害時に大切な「共有する心」を身につけます。
? 関連WEBサイト
http://www.nhk.or.jp/sonae/mirai/program_cafe/index.htmlまち発見マップ
まち発見マップづくりでは、子供たちが自分たちのまちの魅力や面白いところ、災害が起こったときに危険なところを探します。まち歩きで発見したことをマップで表現し、地域の方に発表します。
自分たちのまちに詳しくなって、好きになること。それが命を守る “防災” のはじめの一歩になります。まちのことを知りながら、楽しく防災を学ぶことのできるプログラムです。
関連WEBサイト
http://www.nhk.or.jp/sonae/mirai/program_atsumi01/シンサイミライ学校
防災というのは、実際に災害が起こらない限り役に立たないため、非常に成果が見えにくいものです。そのため、学校や地域の避難訓練なども、形式的なものになってしまっていることがよくあります。しかし、それではイザというとき役に立ちません。
そこで“シンサイミライ学校”では、これから本当に必要な防災を、さまざまなプログラムを通して子どもたちが楽しく真剣に学びます。それを、“NHK Eテレ”の番組やWEBサイト上で発信していき、全国各地の学校などでも実践出来るようマニュアル化していきます。
コトハナでは、シンサイミライ学校の構想段階から企画に携わっており、2012年3月にオープンした初期WEBサイトのデザインも担当しました。(現在は、寄藤文平さんデザインのWEBサイトにリニューアルされています。)また、学びのプログラム開発もしており、これまでに「まち発見マップづくり」や「こどもBOSAIカフェ」といったプログラムを企画・運営してきました。
関連WEBサイト
http://www.nhk.or.jp/sonae/mirai/シンサイミライMeeting 2012
東日本大震災から1年が経とうとする2012年1月。あらためて神戸の震災を振返ると、「震災経験者と若い世代が一同に集まるイベントがない」「震災から17年が経ち、震災の経験や教訓が人々の意識から薄れてきており、若い世代に伝わっていない」といった課題が挙げられました。
そこで、震災経験者の方々や若者が一同に集まり、音楽やアートを楽しみながら、震災の教訓や経験を未来に繋いでいく、新しい集いの場として、“シンサイミライMeeting2012”を開催しました。
このイベントは、大きく3つの柱で構成されています。
?命・繋がり・絆など、メッセージ性の強いテーマの、世代を超えて共感出来るコンサート
?震災関連の活動をしている学生やNPO、NGO団体などの「展示」+「飲食」のブース
?会場一面にシンサイミライノハナを展示し、阪神淡路大震災や東北への応援メッセージを募集
震災の教訓や、伝えたい想いを次の世代へとつなげていき、若い世代もご遺族の方々も、一緒に考えることのできる世代を超えた繋がりを育んでいくきっかけとなることを目指しました。
関連WEBサイト
http://cotohana.jp/meeting2012/