主な取り組み

神戸の街なか

阪神・淡路大震災から15年目の神戸のまちで、シンサイミライノハナPROJECTははじまりました。当時の神戸では、教訓や経験が若い世代に伝わっていないという現状がありました。
まちの復興は進み、震災の跡はほとんどわからなくなりましたが、心が癒えず苦しい生活を送られている方もまだ多いのも現状です。
ご遺族の方、市内のたくさんの小中学校、高校、地域の方々のご協力をいただき、3万人の方に「私にとっての震災とは」というテーマでメッセージを書いていただき、街なかに咲かせることで、世代を超えて、みんなで震災について考えるきっかけをつくりました。

【実施概要】
時期|2010年1月17日〜
場所|東遊園地公園、HAT神戸など
協力|兵庫県、神戸市、NPO法人HANDS

インドネシア パダン・アチェ

2004年12月、スマトラ沖地震による大津波の甚大な被害を受けたバンダ・アチェと、2009年9月に地震の被害を受け、今後数十年の間に必ず大きな地震が起こると言われているパダン。アチェでは、未だに津波の跡もまちなかに残る中、未来に向かって力強く地域全体が力を合わせて歩き出し、パダンでは来る大災害に備えて様々な防災の取り組みが行われています。同じ被災地として、日本各地から集まったメッセージをインドネシアで咲かせ、インドネシアからのメッセージも日本で咲かせました。
東日本大震災が起こった直後、現地で共に活動した仲間たちが、自発的に花のメッセージを集め、日本に追悼と応援の想いを届けてくれました。

【実施概要】
時期|2011年9月〜
場所|バンダアチェ、パダン、ジョグジャ
協力|バンダアチェ市

東日本大震災の被災地

日本各地、インドネシアなどから集まった応援のメッセージを東北の各地に届け、咲かせてきました。震災発生直後は、神戸でのメッセージ募集活動や、全国各地からメッセージを募り、避難所となっている体育館や仮設住宅団地へと届けてきました。元気に遊べる場所がなかったこどもたちと一緒に花を咲かせたり、なかなか口に出せない心に溜め込みがちな想いを、メッセージを書くことを通して吐き出し、少しでも心も癒しにしていただけるように活動してきました。
その後も継続的に活動を行い、日本各地から集まったメッセージを東北で咲かせたり、東北で集まった教訓や感謝の想いの込もったメッセージを日本中で咲かせる活動を行っています。

【実施概要】
時期|2011年4月〜
場所|石巻、大船渡、遠野、気仙沼、仙台など
協力|遠野まごころネット、仙台PARCO、いしのまきカフェ「」など

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