シンサイミライノハナのメッセージを書くという行為を通して、
気持ちを整理したり、震災について考えるきっかけとなります。
このプロジェクトは、阪神淡路大震災から15年が経ち震災を知らない世代が増えているなかで、
震災の記憶を未来に伝え、人と人のつながりを育むため、神戸の街で始まりました。
“私にとっての震災とは”というメッセージを花びらの形をしたカードに記入していただき、
5枚組み合わせることで1本のシンサイミライノハナが咲きます。
その花を街なかなどに飾ることで、多くの人に震災について考えていただくきっかけをつくります。
これまで、日本中、世界中の10万人を超える方々にメッセージを書いていただいており、
また、さまざまな国や地域でメッセージの花を咲かせてきました。
集まったメッセージをみんなでハナにしていく作業を通して、
参加者の間でコミュニケーションが生まれます。
街なかなどにハナを咲かせることで、多くの人が自然と想いを
共有することができ、震災について考えるきっかけとなります。
防災学習のツールとしての活用
まず、世の中のさまざまな防災教材やコンテンツを使って、 「学ぶ」ワークをします。 最後に、シンサイミライノハナを使って「アウトプットする」というワークをすることで、学んだことや考えたことをしっかり振り返ることができます。
被災地支援としてのカタチ
震災をはじめ、さまざまな災害の被災地に対する支援のツールとして使うことが出来ます。全国のみなさまから被災地へ向けての応援メッセージを届けたり、被災地のみなさまの感情の捌け口になるなど災害時の“心のケア”の役割を担います。